慢性疾患持ちの場合、長い期間・たくさんの種類の処方薬を貰って帰ってくることが多いです。よくある薬箱になんて到底入り切りません。特に喘息などの呼吸器疾患を持っている場合、吸入器の管理もしなければならないため薬の管理にかなりのスペースを割くことになります。
大量の薬を管理し、飲み忘れを防ぎ、1日3~4回発生する服用とのお付き合いをいかにうまくできるかをここ数年考え続けてきましたが漸く落ち着いてきたので紹介します。
毎日服薬している薬は自分のすぐそばに設置
私がいつも座るダイニングの椅子の後ろにはとても絶妙な隙間があるのです。その隙間にいつも飲んでいる薬をボックスに入れておいています。使っているのは、無印良品のポリプロピレンメイクボックス蓋付(下段)、メイクボックス1/2(上段)。
絶妙にフィットしている感じにみえますが、実は手前1cmほどだけちょっとはみ出ています。利用するに当たって支障があるわけじゃないのではみ出ているのは気にしない。
この隙間のおかげでテーブルに薬を置かなくて済むのは視覚的に大変ありがたいです。これがあるだけで部屋のすっきり感が一気に減ります。
さて、メイクボックス1/2には病院から処方された錠剤の薬全部と今使っている吸入薬・点鼻薬を立てて入れて取り出しやすい状態にしています。
処方されたときはA5縦上部が開く密閉袋に薬をいれてくれますが、毎回あの密閉袋を開けたり閉めたりするのが面倒クサイのと袋に厚みがなくて立たないのでDAISOの旅行用スライドファスナー式密閉袋に入れ替えて使っています。
薬袋の中に入っている指示書類の上に朝飲む場合は赤、昼は黄色、夕は緑、寝る前は青のスタンプを押しています。スタンプの色で今飲む薬の袋をすぐに選ぶことができるようになり、飲み忘れも飲み間違いも減りました。
吸入薬と点鼻薬も元々スライドファスナーの袋に入れていましたが、1個しかないものなので袋にいれる必要性はないことに気づき、そのままボックスに立てて収納するように。これで吸入忘れもうんと減りました。
ボックスには今処方されている薬の説明書も一緒に入れています。A5のクリアファイルにはさんでいるだけですが、この薬なんだったっけ?というときにすぐ確認できるのは大事なこと。
下段は吸入薬・点鼻薬の予備。吸入薬・点鼻薬は10日~1ヶ月で無くなるのでなくなったらすぐに今使う薬ケースに移動できるように近くに設置しています。ケースには何を収納しているのかマスキングテープに中身を書いて貼り付け。
こちらもフタを開ければすぐに見分けが付くように、立てて収納。吸入薬・点鼻薬は最初に規定の手順をしないと使えないので、説明書も一緒にケースの中に保存しています。
頓服薬や粉薬・外用薬などのすぐに使わない薬は別収納
座席後ろの薬でもかなりお腹いっぱいですが、それ以上の薬が我が家には存在しています。こちらも無印良品のファイルボックスと小物収納ボックス3段・6段を利用して取り出しやすいように収納。
ファイルボックスには小引き出しに入らないような物を立てて入れています。左からデュピクセントグッズ・湿布、真ん中はマスク、右はその他かさばる処方薬とスライドファスナー袋の予備。
立てて収納することですぐに必要な物が取り出せます。どこに行ったと探すこともなくなりました。
目薬やテープ類、今使っていない処方薬・頓服薬などは小引き出しに収納。
サポーターやテープ類も立てて収納。絆創膏は同じサイズのものに小分けして入れています。
頓服の錠剤はシートのまま立てて収納。右側に新しく貰った薬を入れてローリングストックさせています。頓服を飲むときはすぐに使いたいことが多いのでシートを1錠ごとに切り分けて手前のスペースに入れておくと飲んだらすぐにゴミを捨てられてスッキリ。
薬を飲むところの近くに収納するのが鉄則
ダイニングであったりキッチンの近くで薬を飲むことが多いので、薬の収納もダイニングやキッチンの近くにしておくことで飲み忘れが一気に減ります。
入院時には今使っている薬を病院に持って行かねばならないので、小分けしてピルケースに入れるのではなく座席後ろのスペースにまとめて置いておくようにしました。入院する際は家族にこの一式を持ってきて欲しいとお願いしておけばスムーズ!
長年あれこれ試してきましたが、やっと落ち着いてきました。
(追記)
改善①
改善②
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