子宮筋腫の偽閉経療法で使ったレルミナの副作用

子宮筋腫で排尿・排便障害が出たのを機に手術することになりました。リュープリンを使うと一度筋腫が大きくなってさらに障害が出てしまうのでレルミナを使って小さくしてから手術をしましょうという判断になりこの5ヶ月、レルミナを飲んできました。

覚悟はしていましたが、ホルモンバランスをいじる薬なので副作用がほんっと強烈。更年期症状ってほんま辛いな～と思い知らされました。

唯一うれしかったのは生理がなくなったこと。毎月のあの苦しみがないってほんと大きいことですね！

私が体感したレルミナの副作用

私の場合、プレドニンというステロイドも併用しているためどちらの副作用かはっきり判断できないものもありますが、被るモノについてはレルミナを服用してより酷くなった場合のみ記載しておきます。

殺人的なイライラ

飲み始めて顕著に出たのは殺人的なイライラ。兎に角何に対してもバカみたいにイライラしました。丁度新型コロナのころでお出かけできない時期だったからよかったですが、自分でも制御不可能なレベルのイライラが2ヶ月ほど続きました。

その後はちょっとマシになりましたが、それでもイライラしやすいのは今でも続いています。

ほてり

いわゆるホットフラッシュというやつ。手足ぽかぽかだけでなく、いきなり後頭部から肩甲骨ぐらいまでの部分がブワっと熱くなって汗がダクダク。そうなるともう汗が止まりません。冷やしているうちにサッっと引くのですが、断続的に襲ってきます。

飲み始めて2ヶ月目ぐらいでかなり強く出るようになりました。今も毎日無駄に暑くてたまりません。

不正出血

飲み始めて10日後ぐらいに1回不正出血を起こしました。数日で止まるのであれば問題ないということで経過観察していましたが、数日後には収まり、その後1回も起こっていません。生理自体もとまっています。

手指のこわばり

飲み始めてすぐぐらいに指がちょっと曲げにくい、固くなった感じがすることはありました。その後解消されましたが、体調が悪い日には手指のこわばりを感じることも。

目眩

飲み始めて4ヶ月目ぐらいで出ました。頭がぐわんぐわんと揺さぶられる感じで立っていられないほどの目眩でしたが、数日で治まりました。

不眠

飲み始めて2ヶ月目ぐらいしてから徐々に不眠が強くなってきました。特にホットフラッシュで身体が暑くなって眠りづらいのも輪を掛けているように思います。

もともと不眠体質なので眠れないことになれていますが、いつもの不眠とは質がちょっと異なりました。寝付くことはできても、2時間ごとに起きるの繰り返しなので細切れ睡眠になりがち。

地味にこれが一番辛いです。

眠気

不眠のせいもあり、日中はわりとずっとぼんやり眠たい感じです。仕事をしているとさすがに辛いです。

レルミナを使ってみて…

難治性喘息を持っているので手術ができなければ半年レルミナを使い、その後半年はレルミナをやめて生活、また半年使って…を繰り返していく方法もあるにはあると言われました。が、さすがにこの半年だけでも相当辛かったので、この治療法はほんっとオススメできない。

レルミナを止めても2～3ヶ月ほどは影響が出て、生理は止まったままになるそう。故に副作用もその間続くのだとか。なので、今年の夏の間はずっと暑さとの闘いになりそうです。

レルミナを使って感じたのは、更年期障害のつらさと生理がないことの楽さ。10年後ぐらいに体験するであろう更年期を体験したので、更年期障害を受け入れる覚悟はできたかもしれません。今回、子宮を残すことにしたので生理はまた数ヶ月後から再開することになるのが鬱陶しいかぎりですが、それは自分で選んだ道なので我慢します。

新型コロナもなんとか一旦落ち着き手術が延期されることもなく、また喘息もなんとか持ちこたえてくれたので手術できることに感謝しかありません。できるだけ多くの筋腫がとれて、レルミナを使う事なく閉経を迎えられるといいなぁ。

しんどかったよ、レルミナ！