カオスな実家の写真と実家に対する思い

日々のこと
「おうちごと」は記事内に広告が含まれております。
- PR -

折に触れて実家はかなりモノが多くて汚かったと記述していましたが、5年ほど前に撮影した写真を見つけたので貼り付けておく。リビングに座って撮影した写真で、他の部屋に至ってはこれより酷い部屋もあり、両親の死後これを片づけなければならないのだと思うとうんざりするわけです。

- PR -

2011年頃の実家の惨状

食器棚?のはず

上段はかろうじて食器棚としての役割を果たしています。真ん中は飾り棚として利用できるよう空洞になっているはずですが、食べ物・書類その他もろもろ様々なものが無造作に突っ込まれています。

下段はもはや到達不可能。なぜなら棚の前にモノが雑然と腰高ぐらいまで積まれているから。あまりに汚すぎてボカしました。

弟の部屋だったはず

弟は私が出て行ってすぐに私の部屋に移動しました。それから程なくしてこの部屋は天井ぐらいまで母親の洋服が投げ込まれる部屋となりました。もはやどんな洋服があるのか本人すら理解していないと思う。入り口もうずたかく洋服が積まれており、中に入るにはまず入り口の洋服をどけなければ立ち入ることが出来ない。

ピアノという棚

昭和55年過ぎに当時70万円程度で購入したアップライトピアノという名の高級棚。ピアノを習いたいと言った記憶はあまりないのだけど、3歳ぐらいの子供が言ったことを真に受けて買ったらしい。買ってくれたことには感謝だが、才能がなかったことについてとやかくいわれてもな~。

「あんたが習いたいといったから買ってやった、70万円をドブに捨てた」と100回以上は言われたので金額を覚えている。

とりあえず段差があれば棚として利用するらしい。

マッサージチェアという名の仮置き場

どこにマッサージチェアがあるのか目をこらしてみなければまったくわかりませんが、マッサージチェアの上に洋服が仮置きされています。下の方の洋服は10年ぐらい置かれているのではなかろうか。

テーブルの上もモノがまるでない状態なんて、小学生以降は体験したことがなく、何かをするに当たってはまずテーブルの上のものをどこかに退避させてからでないと出来ない。

勝手に触るとハサミを投げつけられる

母親はホーダー(hoarder)だったのだろう。とある事情により父親もその状態を黙認せざるを得なくなり、弟は自我の芽生えた頃からこんな家だったので弟にとってはこの状態が普通なので気にならない様子。私は気が狂いそうでしたけれど。大学に入って一人暮らしをし始めてから気が楽になりました。

時たま実家に帰って少しモノを移動させようものならティッシュやはさみなど自分の手元にあるものを投げつけてきて「勝手に触るな、あんたは勝手に捨てるから」と激高するのです。更年期障害も相まっていたのかもしれませんが、気が狂っていました。

いずれにせよ、この親と付き合うことに疲れたのでもうかれこれ6年ほど全く連絡も取っていません。あれから6年も経過したので、青天の霹靂でもしかしたら家を片づけているかもしれません。99.8%ぐらいの確率でさらに酷くなっていると思いますが。

片づけて欲しいと願っていたが諦めた

中学生ぐらいからずーっと片づけて欲しいがやってもらえず自分の部屋だけは綺麗を確保していました。こっそり朽ち果てた食べ物など明らかにゴミだと判別できるようなものはずいぶん捨ててもきました。捨てると怒ることもわかっていたので私からすればゴミでも彼女にとってそうでなさそうなものには手を出さないようにしながらこっそりと。

10年以上、獣道のような廊下や床の見えないリビングをせめて床が見えるレベルには片づけてもらえないだろうかとあれこれ努力したが無理だった。私自身は変われるけれど、親は親が自発的に変わろうとしない限り変われないのだと悟ったから。

片づけるならモノに埋もれて死ぬ方がマシと言い切った母親なので、モノに埋もれて死ねばいい。でも悲しいかなその大量のゴミの処分は子供がしなきゃならないのです。

こんな血が自分にも流れている

一歩間違えれば私もあの母親のような状態に陥ってしまうのではなかろうかと、どこかでおびえている自分もいるのです。思い出す度にぞっとして気持ちが悪くなってくるのです。私は私が死ぬまでおぞましいという気持ちを拭い去れないまま過ごしていくのでしょう。

年末年始に片付けをしていて、この写真を見つけて思い出したくもない光景、考えても仕方のないことなど無駄に考えてしまいました。あの人たちが生きている以上どうすることもできないし、死んでもなお迷惑を掛けられるのか・・・と気が沈むのです。

↓↓↓ Rankingに参加しています ↓↓↓
にほんブログ村 にほんブログ村へ

プロフィール
CHIKA

小さなころから片付け好きのASD+ADHD。
面倒くさがりな性格で、日々の生活を効率よく過ごせるようアップデートし続けています。
マキシマリストの夫、小型犬2匹と築古な戸建で和気あいあいと生きてます。

CHIKAをフォローする
日々のこと
- PR -
CHIKAをフォローする
- PR -

コメント 内容についての質問はコメントでお願いします。

タイトルとURLをコピーしました