毎年、少なくとも1回は物の要・不要をチェックするようにしています。自分のライフステージが変わると共に、自分にとって必要なものも変わってきます。不要なものを身の回りにおいて保管・メンテナンスの手間をかけることほど勿体ないことはないので定期的に見直しを行うようにしているのです。
モノの見直しを行う時期
収納や押入れなどからものを引っぱりだしてすべてをチェックするので、できれば4月・5月や10月・11月など動きやすく湿気のあまり多くない時期に行うのがおすすめです。
暑い時期は熱中症に注意する必要がありますし、寒いと体が冷えてくるのでなかなか落ち着いてチェックすることができませんから、快適な時期に行うのは落ち着いて取捨選択していく上で大切なことです。
見直しを行う順番
見直す順番はこんまりさんの捨てる順番に沿って行っています。なるほどよく考えられた順番で、思い入れの強くなるものほど後に来ているのです。洋服に並々ならぬ執着を持っている方は思い出の品の手前で衣類の選定を行う方がいいかもしれません。
①衣類
洋服はサイズアウトしたもの、1シーズン着なかったもの、着古して悪くなったものを手放します。残った洋服をみて、コーディネートを考え、自分に必要な洋服だけ買います。靴も同様にしています。
下着は病院等で見られても困らないを基準に適宜入れ替えていますが、この時期にも見返しています。日々つける下着は数種類そろえていますが、生理用ショーツは全て同じものに統一しているので、悪くなってきたら一気に入替を行います。
夫の物も基本的に同様の選択基準ですが、わりとおしゃれさんなので処分対象を見せた上で決めてもらうようにしています。
②本やDVD等のディスク類
そもそもあまり購入しません。本は図書館にて借り、動画はオンデマンドで済ませているのでDVD等ほとんどおいていません。本にしろメディア類にしろ、置く場所を決めていて、その収納スペースを超えることがないようにしています。
稀に買う本でも、1年間読み返さなかったものは読み返すことはないので手放します。
前の家では図書館が通勤途中にあったためかなり活用していたのですが、今の家だと図書館が通勤途中にないこと、開館時間に合わせて図書館に行くことができないため買うことが増えてきました。
③書類
書類は随時処理するようにしていますが、見返すと不要なものも出てきます。母子手帳以外はすべての書類が再発行できます。再発行に時間やお金のかかる土地の権利書や免許証などと母子手帳は確保してそれ以外は迷わず処分すると決めていったんリセットしてしまうのも手かもしれません。
我が家で保管すると決めている物は、保存しなければならない公的な書類・家関係・通信契約関係・乗り物関係・ペットの予防接種書類・機器類の保証書・説明書ぐらいなもので、それ以外は基本的に見返すこともないため処分しています。
見直しでよく処分するのは説明書・保証書の類。壊れて破棄するものに関してはその都度破棄しているつもりですが、漏れていることあり見直しの時期に間引いています。
④小物類
衣類に次いで、しらずしらずのうちに増えているのが小物類。毎年見返して壊れている物はほとんどないため、不要なものは大体リサイクルショップ等を利用して手放しています。
よく増えているのは文房具・キッチン小物類(大体携帯ショップなどでくれるものが大半)。使わなくなったものや、使いにくくなったものは処分して必要であれば買い替えるようにしています。
⑤趣味・思い出の品
やはりここが一番難関になってきます。趣味を削ると物も減りますが、その分人生の豊かさも減ってしまうため、この1年でどれだけ趣味に時間をさけたのか、また今後1年どれだけさけそうかを考え継続する趣味、やめる趣味を考えます。やめると決めたものは1年間だけ保存し、1年後興味が無くなっていたら手放すようにしています。
思い出の品は少しずつ増えていきますが、物を持たず写真をとっておけば済むものに関しては写真に残して物は処分しています。思い出の品は写真を除き、BOXに1箱と決めているので、その範囲内で大事に保管して毎年見返してはニマニマするのが最近の楽しみです。
毎年不用品は出てくる
1年に1回見直しを行っていますが、不思議と昨年手放せなかったものが手放せたりします。時間が自分の心を整理してくれるのかもしれません。
昔は欲しいものがたくさんありましたが、歳を追うにつれて質のいいものに置き換えたいと思っても新しいジャンルのものを増やしたいという欲求はなくなってきたように思います。
持ち物点検は自分を見つめ直すいい機会になるので、毎年やると決めておくと毎年少しずつレベルアップした気分になります。
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