子供は欲しくないけど不妊治療をするかで悩んだワケ

女性特有疾患

タイトルだけを読まれると一生懸命不妊治療をされている方などには大変不快な内容かもしれません。色々考えて不妊治療をしないと決めるまで半年ほど悩みました。そしてこの内容を書くことについても同様に半年ほど悩みました。

41歳というラストチャンスな年齢に加えて子宮筋腫や子宮頸がん疑いなどこの時期に様々なことが降りかかり毎日気が狂う程子供について、将来について、自分の身体についてを考えた時期でした。

私は欲しくない、夫は欲しい、そのハザマで揺れ続けた10年でした。結婚前にちゃんと決めていればよかったと簡単に言う人もいます。でも人は成長するし、それに掛けて欲しくなるかもと思いながらここまできたのです。

スポンサーリンク

子供は欲しくない、それは何故か?

私は複雑な家で育ちました。いまでこそ自身の両親とはそれなりにうまく過ごしていますが、一度7年間音信不通にする前までは相当な毒親でした。小さい頃から父には殴られ、母にもかばってもらえず暴力に晒され続けました。そして、大人になっても支配下に置きたかったのか職場にまで電話してくることもしばしばで親を殺してやろうと画策したことは1度や2度ではありません。

また、弟は先天性の疾患を持っており小さな頃から入退院を繰り返していました。いわゆる「きょうだい児」でもあります。お姉ちゃんだから、あんたは元気なんだから…そんな環境で育ちました。

理不尽な家庭環境で育つと、家庭を持ちたくないor家庭を持って絶対に幸せになってやる!の両極端になりがちな気がします。私は前者で夫に出会うまでは独身を貫いて子供なんて作らず生きていくと決めていました。

夫の家庭をみて素敵な家庭もあるんだということに気づき結婚しましたが、子供が欲しいとは結局思えぬまま40歳になりました。結婚したらそのうち欲しくなるかも?とも思ったんです。でも、結局夫と一緒にいることはできても(それでも他人と一緒にいることに嫌気がさすことは多々ある)、それ以上に子供を産み育てたいなんていう気持ちは今も尚湧いてきません。

こういう家庭環境だったからかも?と思うだけで、実際いい家庭環境で育ってきたとしても私の性格上ダメなのかもしれませんが、全然欲しくないです。

余談:なんで欲しくないの?ってめちゃくちゃ鬱陶しい

余談ですが、「欲しくないのは何で?」っていう質問がわりとされるんですけど、めっちゃ鬱陶しいです。だから、いつも適当に返事してますが、それ訊かないといけない質問なんですかね?

CHIKA
CHIKA

なんで欲しくないのってきかれても欲しくないものは欲しくない。AKBに興味がないからAKBの音楽聴かないっていうのと同じようなレベルで別に興味がないんです。

個人的にはなんで子供欲しいん?って思うんですよ、別に訊きませんけど。このタイプって訊かずとも、カワイイし、当たり前だしとか答えてくれるんですけど正直興味ないです。人の人生にちょっかいださずに黙っててくれるとお互い気の悪い思いをしなくて済むのにと毎回思います。

欲しくないけど不妊治療しようと思ったワケ

昨年夏、不正出血を起こしました。不正出血したらセオリーで婦人科では子宮癌を疑います。その検査で軽度異形成が見つかりました。この時の異形成は自然に治癒しましたが、いずれ子宮頸がんになるかもしれない事も考えると、子宮筋腫もあるので前向きに手術して子宮を摘出することをオススメすると言われました。

子宮を摘出してしまうと物理的に子供は産めなくなる、その状況になってもう1度ちゃんと考えておかなければ後悔すると医師に促され、大学病院に不妊治療科に相談して考えることにしました。大学病院にまで行ったのは私が難治性喘息もあり、子宮筋腫もわりと大きかったので総合的にみてもらえる病院に行かないと話がすすまない状態だったからに他なりません。

とりあえず難治性喘息の薬が多岐にわたっていたこと、生物学的製剤を使っていたことで安全な妊娠が可能かすら不明ということで、妊娠と薬情報センターに問合せすることになりました。

妊娠と薬情報センター | 国立成育医療研究センター
妊娠中の薬剤使用に不安を持つ女性への安全情報の提供や、集積した相談者の服薬データと妊娠転帰データからのエビデンスの創出を目的に、2005年に「妊娠と薬情報センター」を開設しました。当センターの作成した回答書をもとに、主治医や拠点病院に設置された「妊娠と薬外来」で情報提供を行っており、相談数は年間約2000例で年々増加し...

が、この機関、紙ベースでの問合せな上に回答まで1ヶ月…その間に薬が変わってもうアホらしくなりました。そしてやめました。だって、いつまで経っても答えでませんし。せめて申し込みさえすればデーターベースでその日に情報が引き出せるようにしないと存在価値ほとんどないでしょ…

どのみち、この期に及んでも私は子供が欲しいと思えませんでした。自分の心の中で引っかかったのは、動物として女に生まれてきて子供を産まないって残念なことなんだろうな、とか、夫は欲しあがってるから可哀想だなぁってことぐらい。生物学的には産むべきなんだろうと思ったのですが、よく考えると「べき」とか思ってる時点でもう精神的に無理なんですよね。そして、夫には申し訳ないけど、夫の子供であろうとも仮に私が産まないことが原因で捨てられようともやっぱり欲しくないと思っちゃったんですよね。

答えは最初から出ていたようなもんなのですが時間も答えを与えてくれまして、大学病院で油を売っているうちに子宮筋腫が大きくなりすぎて排尿障害がでて結果子宮筋腫の治療をしなくてはいけない状態になったのです。強制的に不妊治療は終了しました。このときに、「ああ良かった~!」てなったので、やっぱり要らないんです。

35歳の時には少しだけ不妊治療をしました

実は35歳の時に少しだけ不妊治療をしました。当時は喘息も酷くなかったのでできたらまだもしかしたら頑張れるかもしれないなんていうちょっとしたカケ的要素もあって始めました。

このときもすでに子宮筋腫はあったのですが、経産婦なら筋腫をとる手術をするけど妊娠したことのない人にはしたくないという医師の謎の選択で手術はしませんでした。ただ、個人的にはこのとき手術をしていれば子供ができていたかも?と思ったりもするので、この医師の判断(某大学病院の先生なんですけどね)は今になっておかしいだろうと頭にちらつくことは否定できません。

そして不妊治療を止めた理由は不妊治療で使う薬が身体に合わなさすぎてしんどかったから。しんどさに対して頑張れるモチベーションなんて私は0だった(寧ろマイナス)から続けられませんでした。強く子供が欲しいという気持ちがなければ不妊治療のしんどさは頑張れません。3ヶ月ほどがんばったけど、無駄な時間と金を使いたくない!という気持ちしかわかなくなって止めました。

どこまでの不妊治療をするべきかも考えました

医療の発展はめざましいですが、体外受精も人工授精も個人的には私の考えでは生命倫理に反しています。だから内服などでなんとかなるレベルでと考えていました。ただ、40を越えると極端にできなくなるので、人工授精を1回だけなら妥協してみようと結論をだしました。

人工授精の成功率って1回目も数回繰り返しても40を越えるとほぼ横ばいなんです。だからできる人は1回やればできるだろうし、そうでなければ何度繰り返してもできないだろうと考えたのです。

体外受精もその延長でほんと僅かに確率があがるかな?ぐらいなので即検討から外しました。

子供不要を前提とした治療を検討してくれない

生殖器の医療は人生が大きくかわる要素の一つだから非常にセンシティブなことは重々理解しています。ただ、子供が欲しいと思うのが普通の考えである以上、欲しくないと思っている方は非常に深く多角的にいろんなことを考えた上で欲しくないことを口にしていることが多いのではと思うのです。

簡単に子宮摘出などを決めるべきではないことは分かっています。ただ、患者の考えをしっかり理解した上で、この患者さんは心底不要だと考えているのだと医師が理解しようとしてくれないのは問題です。自分の人生は自分で責任を取るので、子供は要らないという明確な意思を確認したらきちんと子供が要らないなりの治療の選択肢を与えて欲しいのです。

35歳の時に子宮筋腫の積極的に治療ができていれば、排尿障害にもならずに済んだし、この5年間毎月苦しみながら生理を迎えることもなかったのにと思うと本当に口惜しい…

昨年の夏からの流れも、担当医から「不妊治療の話を聞いてからでも遅くないと思うの!」と促されるままに流れに乗っからざるを得ない状況が作り上げられてしまい、強く断れなかった自分にも問題はあるにしても、やっぱり無駄でしかなかった…排尿・排便障害が出る前に子宮筋腫の治療したかったのが本音です。

正直、この1年疲れました。もっと子宮筋腫の治療をさっさと受けたかった。子供を産んでいないだけでなぜこんなに長い間苦しまなければならなかったのだろう。子供が欲しくない人間からすれば、この気持ちで一杯です。

にほんブログ村 にほんブログ村へにほんブログ村 インテリアブログ 暮らしやすいインテリアへ
プロフィール
CHIKA

ロスジェネ世代、仕事はIT関係。効率化を追い求めできるだけ手間の掛けない家事を目指しています。時間を有効に使って空き時間を自分の好きなことに使いたい主義。

CHIKAをフォローする
女性特有疾患
スポンサーリンク
CHIKAをフォローする
スポンサーリンク
おうちごと

コメント