先週からかなりバタバタしておりますが、比較的スムーズに書類関係が進んでいるのは理解の早い動きも俊敏な義父のおかげです。義母の手続きなので、夫である義父にお願いしないとスムーズに進まないことも多く、両親が歳をとった場合は住所だけでも私たちと同一にしておくほうがいいのかもしれないとかいろいろ考えさせられる現行の社会スタイルにそぐわない公的制度が盛りだくさんで参りました。
社会制度へのぼやきはさておき、患者の付添人としてのスタイル、把握しておきたいこと、持っていくべきものをまとめておくことにしました。
付き添いするなら動きやすい服装で
今回、義母は自力で歩いて移動してくれましたが状態によっては車椅子やベッドでの移動になるため介助しやすい服装が望ましいです。また、病院内をあちこち駆けずり回ることも多くなるので動きやすい服装をしていないと邪魔な付き添いになってしまいます。とくに大学病院など敷地の広い病院に行く場合は1日の歩数が1万歩を超える場合も!
- 靴は汚れてもいいスニーカー
- 服は動きやすくて汚れてもいい服
- A4サイズの書類が入る斜め掛けの鞄
- 携帯が使えない場所もあるので腕時計
要するにスポーティーで両手の空く格好が望ましいです。
病院にいると書類関係がたくさん発生するので、かばんはA4サイズの書類が入る斜め掛けにしておくと出し入れしやすく、書類を紛失してしまうこともありません。
病院で時間の確認がスマートフォンなどでできない場合もあるため、腕時計をしておくことがベター。丈夫で汚れてもジャブジャブあらえるG-SHOCKやbaby-gが個人的にはオススメです。
付き添い人として把握しておくべき事
患者本人が入院申込書や問診票などを記載することができればいいのですが、書く気力がない・意識がはっきりしない・認知症などを患っている場合は代筆することになります。普段から家族間で個人情報の整理をしておくことが重要だと感じました。またその情報はGoogleなどの連絡先に登録しておけばいざというときに慌てません。
- 患者の氏名(正しい漢字で)
- 生年月日(和暦・西暦両方)
- 住所・電話番号
- 身長・体重
- 既往歴
- お薬手帳
- 今飲んでいるお薬を持って行く
- 緊急連絡先と保証人
基本的には自分で患者として病院に行くときに必要な物と同じなのですが、付き添い人として行く場合、事前に既往歴などはまとめておかなければ慌てます。今回、わからないことだらけで落ち着いたら夫の両親にも私の両親にも一度情報の整理をさせておこうと強く思いました。
緊急入院に備え持って行くべき物
定期的な通院をのぞき、体調が悪く入院するかもしれないと思われる場合は事前に入院グッズも一緒に車に積んでおくのがのぞましい。入院グッズについては過去記事を参照下さい。
それ以外にも付き添い人が持っておきたいグッズをまとめています。
- 3色ボールペン
- メモ帳
- 本人用の印鑑と保証人用の印鑑(同姓の場合は印影の違うものを準備)
- 体温調整しやすい布物
- 暇つぶしグッズ
書類を書くことが多いので自分で1本3色ボールペンを持っておくと便利です。私はジェットストリームFシリーズを普段から持ち歩いています。細くて持ち歩きしやすく、書き心地もいいので長らく愛用中。
メモ帳は台紙があって千切れるものがオススメ。必要書類や申請を他の人にお願いする場合の指示をメモして簡単に渡せるので便利。携帯が使えない場所もあるのでアナログも併用しなければならないのです。携帯が使える場合はメモしたものを写真にとり、LINEなどで送っておくと便利です。
本人用の印鑑と保証人用の印鑑を持っておくと書類を再度提出しに来る手間が省けます。同姓の場合は印影の異なる印鑑を2本準備しておきましょう。朱肉を持ち歩くのは大変なので、用意した印鑑をはん蔵にセットしておけば持ち運びしやすく、朱肉なしに簡単に押印できます。
病院内は快適な温度に設定されていることも多いのですが、場所によってはかなり寒い場所もあるので大判のストールを1枚持って行くだけで体温調整がしやすくなります。患者が寒い場合に掛けてあげることも出来るのでかならず1枚持ってでかけます。汚れることを想定して濃い色のものがベター。
暇つぶしはなるべくコンパクトに
患者に付き添って発生するのは待ち時間。治療中や検査中などは時間が空くので暇つぶしグッズを持っていないとかなり退屈です。おとなしく本を読むのがベターなのでiPadを持って出かけます。
入院等が長くなるのであればKindle Unlimitedを申し込んでおき、事前にダウンロードしておくと定額で書籍をたくさん楽しめて、通信費も抑えられます。
スマートフォンが自由に使えるのであればモバイルバッテリーとイヤフォンを持って行くこととかなり快適に暇が潰せます。
スムーズになるべく1回で済むようにしておく
病院と家を行ったり来たりする回数を減らすことが付き添い人の負担を軽減させます。できる限り手間や時間・距離を短縮できるようにしておくことで、患者も家族も病院側もみんな手間を省くことができるので、事前にしっかり準備しておきましょう。
大きな病院に緊急搬送になる場合もあるので、しっかり準備しておけばしておくほどラクになります。入院初期段階は移動手段を車にしておくとベター。役所関係への書類の提出が発生した場合はスムーズに移動できます。
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