保険治療で歯列矯正が受けられるかもしれない

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保険治療で歯列矯正が受けられるかもしれないことをご存じですか?私は今までの人生で1/3以上を歯列矯正に費やしました。大人になってからの歯列矯正は手術が伴いましたが、実は健康保険適用でしたので手術含めトータルで50万程度にて治療が行えました(高額医療費控除を受けて実質支払った金額ベース)。

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保険治療で歯列矯正ができるのは病名がつくとき

歯列矯正は高額だと思われていますが、単に歯並びが悪いだけの方は審美歯科扱いとなり保険外治療になるため各病院が自由に設定した料金で治療するため高額になるのです。ですが、出っ歯・受け口・開咬等で病名が付く場合の治療に関しては保険内治療となり歯列矯正も健康保険の対象となります。

きちんとした病院はしっかりと案内してくれますが、いわゆる美容整形的なところだと保険適用になるかもしれない話しをすっ飛ばして手術してしまいます。美容整形側にとってはいい兼カネヅルでしょうけれど、受ける側はまったく幸せではありませんね。

私自身、小学校~中学校にかけては自費で100万程かけて歯列矯正を行いましたが、その後成長期を経て上あごが育たず下あごだけ普通に成長したため最終的に開咬となりました。ぱっとみた歯並びはきれいでしたが、かみ合わせがまるで合わず、全然咀嚼ができない状態になっておりました。

2度目の矯正を始めるまで、保険適用の矯正が存在するということは知りませんでしたので、また100万払うのかと覚悟をして1回目とは違う大学病院に向かいました。近くの歯科で歯を削ってかみ合わせを合わすか、再度矯正して合わせるしか対応できないというので大学病院を再度紹介してもらったのです。

2回目の大阪大学付属病院にて手術の必要なかみ合わせだったことが発覚し、「顎変形症」という病名がついて保険適用の矯正治療となりました。金銭面だけで考えれば大人になってからの1回だけ矯正を行えば随分安く済んだことになります。

大人になって手術も含んだ歯列矯正の期間

1度矯正を行っており基本的には歯列が並んでいたため、親知らずの抜歯を行いましたがそれ以外の抜歯もなくブラケットを装着した期間は3年で済みました。術前1年半、術後も1年半程度。悩まされていた開咬もなくなり、横から見ると受け口だった顔が、きれいな口元になり、横顔にも自身がつきました。

同じ時期に手術を受けた友人は7年の矯正期間を費やしたとのことだったのでできれば18歳ぐらいから検討するのがいいかもしれません。

意外と保険適用される?

以前の勤務先で出っ歯で悩んでいた同僚にこの話をしたところ、一度病院にいって相談してみるとの反応が。そして彼女も病名が付き現在同じ大学病院で治療を行っています(やはり手術が必要とのこと)。彼女曰く、この矯正は35歳以上は出来ないといわれたとのことだったのでギリギリセーフでした。

彼女は40にして顎切り手術を受けることになりました。術前矯正に5年もかかったのです。途中で妊娠・出産もはさんでいるため長くなったこともありますが、女性の場合はなるべく若い段階で矯正・手術をしておくとよいでしょう。

彼女も矯正は高いと信じ切っていたこと、保険適用になるかもしれないことすら知らなかったかったから諦めていたのだとか。綺麗になっていくのを間近でみていると経験を伝えて良かったと思いました。

(2021/1/31追記)2020年に矯正器具が外れてとてもきれいになったと連絡をくれました。ほんと、昔の出っ歯だったころから比べるときれいな口元になっていました。ご飯がおいしいんだって(笑)

まずは歯科に相談を!

歯列矯正は高くて無理!と初めからあきらめず、まずは信頼できる歯科で一度相談してみることをおすすめします。大学病院でしっかりと矯正歯科を学んだ医師を探していくことがポイントです。

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プロフィール
CHIKA

小さなころから片付け好きのASD+ADHD。
面倒くさがりな性格で、日々の生活を効率よく過ごせるようアップデートし続けています。
マキシマリストの夫、小型犬2匹と築古な戸建で和気あいあいと生きてます。

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