発達障害と診断されるまでの流れ

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アラフォー氷河期世代の私たち夫婦。十数年前から発達障害なんだろうなという漠然たる思いはずっと持っていました。婦人科系の病気で使った薬が原因で鬱状態に転じてしまい、その流れで発達障害のことも相談したことがきっかけで確定診断に至りましたが、すぐに病名が付いたわけではありません。

様々な検査や聞き取りを経て最終的に診断が下されました。今話題になってる脳波測定は逆にありませんでしたよw

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先生に発達障害ではないかと相談

もともとは上記のとおり、鬱状態になったこと・不眠に陥ったことがきっかけで受診しましたがその際ついでに発達障害ではないかとずっと思っていることも一緒に相談しました。

この時担当医は普通に会話もできているし違う気がすると仰っていたのですが、最終的には発達障害の診断に結び付きました。

というのも、診察で聞かれることはだいたいわかっているので会話の組み立てをある程度準備していくことができるため、大人になればなるほど対処できちゃうんですよね。なので、大人になってからの発達障害の診断は難しくなるのだと思います。

まずは15分程度の簡単な心理テストを受験

担当医は頭ごなしに違う!と否定するタイプの先生ではなかったので、心理テストを準備してくれました。鬱状態を治療しつつ、全体的な心理テストの他・ADHDやPDDの傾向があるかの簡単なテストを診察ごとに何回かに分けて受験して帰りました。

その結果、ADHDの傾向もあり、PDDの傾向が強いということも分かったので次のステップに進むことになりました。

CHIKA
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先生によってはこの段階ではねてしまう場合もあるだろうからラッキーだったのね。

心理士さんと面談

心理士さんに子供の頃はどんな子供だったか、今困っていることは何かなどの面談を受けることになりました。

子供の頃の特異な話として

  • お絵描きは時計ばかり書いていた
  • おままごとは一切興味がなかった
  • 忘れ物が非常に多かった
  • じっとしていることが苦手だった
  • ひらひらしている洋服、着心地の悪い服は破いてしまう
  • ハサミが好きでなんでも切ってしまう
  • なかなかお友達ができない
  • よくいじめられた
  • 過集中になるとずっとやり続けて眠らない

などなどをお伝え。

大人になっても

  • 忘れ物は相変わらず多い、特に火の消し忘れなどの問題もある
  • お風呂の水を出しっぱなすこともしばしば
  • 会社員として働いたが3年もすると仕事に飽きるし、人間関係でもうまくいかなくなる
  • 視覚処理・聴覚処理が特に苦手で眩しいと頭痛、雑音が多いところでは集中できない
  • 過集中も相変わらずあること

など伝えました。夫も一緒に入ったので、こういうところもあると補足エピソードも盛りだくさん。きっと心理士さんもおなか一杯になったことでしょう。

病院によっては子供の頃の通知表や、親を呼んでの聞き取りもあるそうですが私の通っている病院では自己申告だけでした。

CHIKA
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私の親は世間体を気にする人なので、精神科で小さいころのエピソードを話してほしいとお願いしても協力してくれないだろうと思っていたので助かりました。

WAIS知能検査を受検

子供の頃のこと、現在のことなどを総合的に判断して一度WAIS知能検査を受けましょうということになりました。今はWAIS-IVが主流になりつつあるようですが、私が受けたのはWAIS-IIIでした。

WAIS知能検査は個人の特性(得意なことや苦手なこと)がどのような点に現れるか、知能や発達の水準を客観的に明らかにするための検査。発達障害を持っている場合、各項目にばらつきが大きくでるので診断の判断材料になるというワケ。

この試験、2時間ぐらいかかる試験で心理士さんと1対1で行うため、なかなかこの試験の予約がとれないということも多く、診断に時間がかかる原因の一つかもしれません。

CHIKA
CHIKA

内容は点でバラバラなことをやらされるので、テストが終わった後はほんとぐったりしました。

私の場合、総合的なIQは平均より高めという結果が出ました(各項目も全部平均よりは上でした)。そして、他にわかったことは知覚統合と処理速度の差・言語理解と処理速度の差・作動記憶と処理速度の差が25以上あり、この凸凹で発達障害が濃厚ということになったわけです。

この結果を見た先生の第一声が「あなた、頭がよかったのね!」って(笑)

IQが高いとある程度試行錯誤して、それなりに対処しながら生き延びることができるみたいです。実際なんとかやってこれてるのも、前にこれをしてダメだったから今度はこうしようを繰り返してきたからにほかなりません。

総合的な判断で診断が下される

発達障害の診断は心理テストの結果や子供の頃のあれこれなどなどいろんなことをチェックした上で最終的に診断が付きます。

私の場合、わりとスムーズに診断が下された方だとは思いますがそれでも診断がつくまでに3か月ほどかかりました。夫も多分発達障害だと思うから診断してほしいとお願いして、同じようなルートをたどって診断にいたりましたが、同様に3か月ほどかかりました。

夫も同様にWAISを受けましたが私とは全く違う項目が得意(または不得意)で凸凹夫婦が補い合ってるということもよくわかり、個人的にはWAISは大変有意義なテストだったと感じています(もうちょっと体調のいいときに受験したかった)。

もともと自分が発達障害であろうことは理解していたので、確定診断がついたことで何か変わったというわけではないのですが、白黒はっきりさせたい性格故にやっぱりなと腑に落ちてちょっと精神的に生きやすくなったというのはあります。

CHIKA
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不得意なことは仕方ない!と思いやすくなった。

もしかしたら?と感じているのであれば早めに相談して受診すると、自分の得手不得手もわかるので多少生きやすくなるかもしれません。

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プロフィール
CHIKA

小さなころから片付け好きのASD+ADHD。
面倒くさがりな性格で、日々の生活を効率よく過ごせるようアップデートし続けています。
マキシマリストの夫、小型犬2匹と築古な戸建で和気あいあいと生きてます。

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