年々、年を重ねるごとに冬の寒さが身に染みるようになってきました。昔は多少布団が冷えていても眠りに就くことが出来ましたが、最近は代謝が落ちたせいか布団を自力で暖めることが難しくなってきましたので、冬でも快適に眠りに就くことが出来るベッドメイキングを考えてみました。
手軽にベッド(布団)を暖めるには
一昔前だと布団乾燥機が布団を暖めるのに一番便利なシロモノだったのでしょうけれど、毎度布団乾燥機を出してきて、設置して、稼働して、片づけるという手間を考えると毎日マメに稼働させるなんてとても大変。それに、消費電力もすごいので毎日使うのは経済的にもあまり賢い選択肢とはいえません。
エアコンは安全で簡単ですが、空気が乾燥してしまうだけでなく、暖かい空気はどうしても上に貯まってしまうのでなかなか布団が暖かくなりません。
そこで、利用するのは電気毛布。敷きパッドの下に敷いておけばなかなかずれないし、その上に布団を掛けているので熱も逃げず簡単に暖まります。それに何より、消費電力が小さく、電気代は1時間利用しても0.61円(今回私が購入したもの)。仮に7時間利用しても1日4円、1ヶ月でも120円(夫婦なら240円)で暖かさが保証されます。
色々なメーカーから掛け毛布、敷き毛布が販売されていますが、手間を省くことを考えて掛け敷き毛布を準備。また、サイズは胴体から足までをカバーすれば十分なので140cm×80cmのものを購入しました。今回購入した電気しき毛布は冷えやすい足下の方に行けば行くほど電熱線が多くなるように設計されているため、末端冷えな私には持ってこいの商品でした。
シーズンオフに片づける際、色味がごちゃごちゃしているのがイヤなので、敢えて無地のものを購入したため少し割高な商品になっていますが、柄等を気にしないのであればもっと安く手に入ります。
箱は薄い段ボールなので、保管用には向かないため、開封して捨てました。
早速シングルベッドに敷いてみました。胴体~足までをカバーするには十分なサイズです。数日間この上になにも敷かず、直接寝たのですが、毛玉が一杯発生してしまい、とんでもないことになりました。利用するならこの上にシーツやカバーが必須です。
布団が重いと息苦しいので、毛布はマイクロファイバーのものを利用しています。薄くて寒くないのかと半信半疑で買いましたが、薄くて軽いのにちゃんと暖かくて洗濯もしやすく愛用しています。
電気しき毛布の上に、マイクロファイバーの敷きパッドを敷きました。繊維がこすれなくなったので、毛玉もなくなりました。
布団の中にはマイクロファイバーの掛け毛布をいれて、羽毛布団を掛けて寝ることに。
電気毛布のスイッチは頭の右側に出しています。
電気毛布を安全に忘れず利用するには
電気毛布を切り忘れるのが一番怖いのでコンセントタイマーを利用して、スイッチの入れ忘れ・切り忘れを防止します。基本大体寝る時間は決まっているので、寝る時間の30分前から電気毛布が稼働するようにし、朝は起きる時間の30分前ぐらいに切れるようにしておけば寒さで起きることなく朝を迎えることができます。
電気毛布のON/OFFしか利用せず、ある程度の時間で動けばよいので、デジタルタイマーではなくアナログタイマーを選択。但し、寝室で利用するので可動音のしないものを選びました。時計のカチカチ音やコイル鳴き等の音が気になる方はしっかりとしたタイマーを選んでおかなければ後悔します。
上記の条件を満たしたタイマーを探したところ、PanasonicのWH3311がヒット。寝室は白ベースにしているので、白を購入しました(黒もあります)。今回は必要ないですが、24時間で複数回(別売ピンを購入すればいくらでも)、ON/OFFをセットできるので今後電気毛布作戦をやめたとしても、他で利用出来るので格安タイマー(1000円以下で購入可能)ではなく、こちらの少し割高なものを購入しました。
壁に直接差し込むタイプのコンセントタイマーもありますが、今回は自由度の高いケーブル付きのコンセントタイマーにしました。
最初についているピンは3回分。
周波数を合わせます。西日本なので60Hzに設定。
23時にON、7時にOFFになるように設定し、現在時刻を合わせます。大体でしか合わせられないので分単位での調整はできませんが、アバウトに使えればよいのでこれで十分。
電気毛布2個とも同じ感じ動作をすればよいので、2分岐のタップをかまして接続しました。
タイマーOFF時に利用したいときは蓋を開けて右上のスイッチを「入」に変更すれば通電するので、休みの日にゆっくり二度寝したいときなども便利に利用出来ます。
ベッドメイキングの結果
とても快適に寒い夜を過ごせています。毎日決まった時間にスイッチを入れなくても勝手に暖めてくれるのはとても有り難い。入れ忘れたときの失望感は半端ないですから。さらに切り忘れたときのイライラや安全面への心配からも解放され、とても心身ともにとても快適にすごせています。
今年の冬はこれで快適な睡眠生活を送れそうです。
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