弟人生最大の幸運ではないかと思うほど、弟嫁は非常によく出来た嫁だなぁと姉は思うのです。あんなクソ汚い実家にも足を踏み入れてくれて、かつ片付けて孫も連れて行けるようにしたいなんて言ってくれるなんて女神でしかない。
というか、彼女も捨て魔みたいだからとにかく捨てたい欲望が勝っているだけかもしれないけれど。
私も弟も実家の片付けを諦めてはいけない
弟嫁が頑張ろうとしてくれているのに、娘や息子である私たちが母は片付けられないからと諦めてはいられない。特に弟は長男であり、弟嫁の夫でもあるわけだからなおのこと諦めてはいけないのです。
ただ、弟の場合は生まれてこの方片付いた家で育ったことがないので、片付け方を知らない、何度私が片付けてもそれ以上の物量で空間を埋めてしまった事実を見ているだけに諦めモードで及び腰なのも仕方ないことかもしれませんが。
私自身も母が死んでからでもいいかなぁと思わなくもなかったのですが、やはり本心では、生きているうちに母が自分で片付けて欲しい気持ちが強くなってきています。
最低限、孫が安全に過ごせる家に
モノが豊富な時代に育った私たちとは異なり、モノをたくさん持つことが幸せとされた時代に育った母なのでスッキリな家を目指せとはいいません。ですが、床にモノを置くことはとりあえず辞めさせたいのです。
目標は弟夫婦のところにいる子供が安全に過ごせるような家。多少モノが多くても、床に何もなければ誤飲は避けられるので、まずはそこを目指したいと思っています。
片付いていない家だから孫は連れて行きません!というのではなく、片付けて連れて行けるように出来れば・・・と言ってくれているので、孫を大切に思うのであれば母にも頑張って欲しいなと思うのです。
だめなら連れて行かないことも大切
弟嫁には30年間、片付けられなかった人であることは伝えています。変わり者の父、マイペース頑固な母とうまくやってくれている弟嫁が、この片付けが原因でうまくいかなくなることは惜しいことなので、母の説得がうまくいかなかったら子供の安全を第一に考えて連れて行かないという断固たる覚悟も必要なのだと伝えています。
何よりも子供の安全が第一です。実家は正直大人でも危険な家なので、現状では子供を連れてきていい場所ではないのです。
手放す基準の引き上げが課題
母は10年前からは進歩して少しずつは手放すことが出来るようになっています。それでも、使えるモノはすべてとっておかなくてはという意識でいる様子です。管理できているのであればいくらでも置いておけばいいですが、床にものを散らばらせている、常に捜し物をしている状態は管理できているとはいいません。
まずは使えるけどもう自分では使わないものは手放すという基準まで引き上げる必要があります。勿体ないという気持ちも十二分にわかりますが、それ以上に使ってあげないことの方が勿体ないのだとも教えていかなければなりません。
母はモノに対して執念といってもいいぐらいの気持ちがあるようなので、この執心がとけなければ片付けへの道のりは遠いのです。
孫のかわいさが勝つか、執心が勝つか
今まで何度も手をかえ品をかえ説得を試みてきましたが、今回は説得の最後で最大のチャンスだと捉えています。これで無理なら、母が死んでからゆっくり片付けます。正直その方が精神的にも楽ですし、時間効率的にも早いと思うのです。
このチャンス、できるだけうまく活用して母に片付けを決心させることができますように!
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