喘息の調子が思った以上によくないので、これは出先でやらかしてしまうかも?と思い始めました。実際4月の入院は出先で調子が悪くなり入院する運びとなったので、とりあえずヘルプマークでももらってくるかと思い、役所にてもらってきました。
ヘルプマーク自体は役所で氏名・住所をもらえば疾患等を記載することなく簡単にもらえました。もらう前に調べればよかったな~と思うぐらい、ヘルプマークの立ち位置等々が結構微妙で個人的に使いづらいな~と思ってしまったのです。
ヘルプマークが思った以上に使えない理由
認知度がまだまだ、理解もまだまだ
ヘルプマークは義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方がいます。ヘルプマークは、そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるようにという意図のものなのです。
下記は兵庫県の説明。
Wikiの説明。
兵庫県版で精神障害が表立って記載されていないのには何かワケがあるのでしょうか?実際、ヘルプマークを付けていると精神障害だと思い込んでいる人も少なからずいらっしゃるようで、偏見を防ぐために外したのかもしれません。でも、精神疾患の方はこれ、納得いかない措置ですよね。
表だって見えない病気や障害を全般的にお知らせするマークなので、心臓病だったり、私のように喘息だったり、それこそ精神疾患だったりと様々な疾患の方がつけているマークという扱いなわけです。このヘルプマークへの認識が正しく広まるまでは、なかなか使うには至らないかも・・・と思ったわけです。
普段は特に援助は要らないのだけど・・・
私は喘息で息切れしやすいので、電車やバスでは座りたいな~ぐらいで普段は別にいつも援助が必要なわけでもないのです。なので、基本放置で構いませんがいざという時は中身を確認してほしいぐらいのレベルなんですよね。
内部疾患は大体こんな感じの人、多いと思うんですよ。でも、いざという時に病気あるよ、薬にアレルギーがあるよ、特別注意が必要な薬(ワーファリンなど)を使っていますよなどを認知してもらうためにはとりあえず着けざるを得ないから念のためにつけてるんだよ的な人が。
ヘルプマークのスタンスがイマイチ使いづらいといいますか。使うにしてもカバンの内側に垂らして使いそうな気がします(結果、つけてないのと同じ?)。
配布されているものが物理的に使いにくい
役場でもらってきたヘルプマークが物理的に使いにくかったのも心理的に使うハードルをかなりあげました。
頂いたヘルプマークには、ヘルプマークとシールがついていました。説明書を読むと、このシールに助けて欲しいことを書いてヘルプマークに貼って使って下さいという記載でした。個人情報になるので貼らなくてもいいよとの記載もありました。
ヘルプマークがスプリットされてて、間に挟めるようにされてれば、普段は見えない、必要な時に救助に当たる人がぺらっとめくって情報を確認してくれるのが理想だな~と思うのです。
この状態のものに貼ってしまうと、すぐに文字がこすれて消えてしまうし、シールは剥がれるし、不特定多数の人に自分の個人情報をばらまくことにもなるので実際のところ貼れないな~と思っている方も多いのでは?実際つくって配布するならもうちょっと考えて作ればいいのにと思う・・・浅慮すぎて結果マークだけつけて必要な情報は見当たらないなんてことも多いのでは?
ヘルプカードも一緒にもらってきました。こちらは書いて財布の中にでも入れておくことにします。
理想はヘルプカードがシールになってて、ヘルプマークに個人情報をばらまくことなくはさんでおけることなのではないでしょうか。
ヘルプカードには支援を受けたいこと以外の普遍的な内容をボールペンで、支援内容は鉛筆で記載しました(将来的に変わりそうですし)。
販売されているヘルプマークはベター
興味本位でAmazonにてヘルプマークを検索してみたところ、ちょっと改良されたヘルプマークが販売されています。
役所でもらえるヘルプマークより一回り大きくなって、ヘルプカードが裏に仕込めます。これであれば個人情報をばらまくことなく、いざという時は情報を確認して正しく使ってもらえそうですよね。
ヘルプマークを使おうと思ったらコレを買うと思います。
今のところ、使わない予定
とりあえず、当面は使わない予定にしています。もらう前に色々検討すればよかったな~と思うのですが、一旦マークは収納しておき、世間情勢をみつつ使おうかなと。
障害認定(内部疾患)を持った弟が使っていないので、なんで使わないの等々も弟にききつつ、色々考えてみようかと思っています。
コメント 内容についての質問はコメントでお願いします。