年明け早々、夫が顔面麻痺になりました。色々メモして残しておきたいので、時系列でまとめて置くことにする。思い起こしながら書いてるのできわめて散文的です。
3連休の初日に顔面麻痺が始まる
3連休の初日、私の両親と弟家族と一緒にご飯を食べに行ったのだけど、その最中からどうも違和感はあったらしい。超鈍感な私の父が、夫が元気がなかった!と気にするぐらい。弟も違和感があったらしく、いつもと違ったらしい。
いつからおかしかったん!?
うーん、19時ぐらいから違和感あった…
父と弟家族を帰らせた後、改めて夫の顔を見ると確かに瞼の動きが片方おかしいし、口の動きも変。これは救急車を呼んで病院に行くべきか…を悩んだので、#7119に電話!と思ったらうちの地域は#7119には対応しておらず、自治体が独自で持っている救急相談に電話してみる。
回答としては、脳神経内科のある病院で診てもらえということで、近くの病院を探しますね~といったくせに、近くはありませんね~で終了しました。
役に立たねぇ…
というわけで自力で片っ端から脳神経外科のある救急病院に電話して夜間救急に行ってきました。MRIを取って脳に異常がないからベル麻痺ですね、ビタミン剤だしておきますね!で帰されました。
でも、なんかしっくりこなくて色々思い返しているうちにラムゼイハント症候群じゃないのか?と思い始めたのでした。顔や耳の後ろに痛みがあるのって帯状疱疹なのでは?と。
そう思って色々調べていくうちに、顔面神経麻痺は耳鼻科の領域だと知りました。
耳鼻科が救急に詰めてることはない!
翌日になり、痛みも強くなってきたので再度夜間救急をさがすも顔面麻痺をきちんと見てもらえる耳鼻科のいる病院はゼロ。
仕方ないので連休最終日に休日診療センターまで足を運ぶことに。そこなら9時から16時までなら耳鼻科の先生に診てもらえる。事前に連絡して診察してもらうとやっぱりラムゼイハントの疑いありとのこと。柳原法で麻痺のスコアを調べると40点中0点!重症~!!!
ただ、ステロイドは糖尿病があったり肝炎があったりすると困るので出せないからと、抗ウイルス薬と血流をよくする薬だけもらって帰る。
その時ついでに耳鼻科の先生がいる救急を見つけられなかったですとボヤいたら、耳鼻科の先生は少なくとも阪神地域では救急にいないと。
シランカッタ…
顔面麻痺の治療のゴールデンタイムは発症から72時間以内。これじゃ間に合わないじゃないか~…😢
週明けてすぐに入院治療へ
休日診療センターからの紹介状をもって耳鼻科のある総合病院へ。ここでもラムゼイハントの疑いありでステロイド治療をしましょうということに。外来で毎日点滴しに来てくださいと言われたのですが、夫は睡眠障害で外来通院では治療ができない旨を伝えると入院治療しましょうかということに。
血液検査の結果を訊いたところ、よく検査する項目の結果はすぐにでるものの、ウイルスについては1週間ほどかかるという話だったのでウイルスに関しては見切り発車で治療するしかないらしい。
そもそもベル麻痺だろうともステロイド治療を行うのが通例らしいので、初日救急でちゃんと血液検査をしてステロイド治療をスタートしておいてくれればよかったのに~…
紆余曲折あったものの、やっと治療開始。
1日目・2日目 プレドニン100mg
3日目・4日目 プレドニン80mg
5日目・6日目 プレドニン60mg
7日目・8日目 プレドニン40mg
を点滴にて投与。同時に抗ウイルス薬での治療も続投。ここで退院してくる。
9日目・10日目 プレドニン20mg(経口)
これで急性期の治療は終了になるらしい。
リハビリに関しては、うまい人がやらないと繋がってはいけない神経がつながってしまうのでここの病院ではやらないようにしてるとのことだった。
予後を知るための検査
筋電図をとって検査したところ数値的には手術の必要はなし。ただ、めちゃくちゃいい数字ではないので、麻痺が治るのは半年ぐらいかかるかな?とのこと。
で、血液検査の結果もきいたら帯状疱疹の値は昔、水疱瘡にかかりましたねぐらいな数値でいまかかっている数値ではないからヘルペスが悪さしたんじゃないかとのことでした。
抗ウイルス薬を飲んでから検査したから、誤差があったのかどうか聞くの忘れたな~とか色々思うことはありますが、どちらにしてももうやれることはビタミン剤・血流をよくする薬を飲んで様子見、痛みについては神経の痛みに良く効く痛み止めを飲んで対処するしかないので、どのみちもう積極的にはなにもできない感じです。
後遺症なく元に戻るといいなぁ…
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