庭の散水栓を立水栓に交換すると同様、駐車場の水道も散水栓で、こちらは洗車をするときに結構な頻度で使っていたので水が溜まるこの構造にホント殺意が芽生えていました。しかもこれからの時期そのたまった汚水が冷たくなり、そこに手を突っ込んで蛇口を回すとかもう殺人的!
いい時期に交換することになってホント感謝しています。
散水栓を立水栓に交換する作業
※ 水道の元栓を閉めて作業を行っています。
庭の散水栓を立水栓に交換すると平行して作業を行っていたのですが、タイルの補修が発生するため完成は1週間ほど遅れました。お父さんの手が早すぎで気がついたら必要分のタイルが全部めくられていました。はやっ。
タイルはまた戻して使うのでなるべく割らないように丁寧に目地を割って外します。たがねを目地においてハンマーでコツコツたたくと目地が割れてぺろっと剥がれます。
周りを掘って散水栓の枠を外し、更に掘って配管をだします。そして、水道の蛇口を外します。
外すと配管むき出し。この場所から立水栓を立てる場所まで配管を繋いでいかなければなりません。
この作業がかなり難しそうで、なるべくなら同じ位置に立てる方がかなり簡単だと感じました。この作業に関してはかなりの経験とカンが必要そう。
とりあえず、立水栓を立てるまでの作業は完成。間の作業は「庭の散水栓を立水栓に交換する」と同じ工程です。
タイルの補修作業
さて1週間後、立水栓の下に塗ったコンクリも乾いたので、タイルの補修を行って貰いました。
まずは、NSハイフレックスという液剤をコンクリートに塗ります。再度セメントを塗る際、剥離しないようにするための液剤だそう。
ハケでペタペタと塗りました。
次に、必要な高さまでコンクリを盛ります。その上に前回綺麗に剥がしたタイルを並べていきます。
並べたタイルを隣との水平を確認しながら、ハンマーの柄でタイルをコツコツとたたいて高さや位置などを調整していきます。
散水栓の升の分だけはタイルが足りないので、その分は別のタイルを用意しました。タイルは大体2年ぐらいで型番が変わるらしく、同じタイルというのはその時期を外すと二度と用意できないんだって。だから似たようなタイルを探してはることになるらしい。
立水栓の周りのスペースはタイルをカットして貼ります。グラインダーでタイルをカット。
とても細かな作業をして頂きました。残っているタイルを再利用して行っている補修なのですが、補修したとは分からないレベル!
目地をペタペタと塗り広げていきます。
少し広めに塗り込んでいきました。
しっかりと目地が埋まったら今度はスポンジで丁寧に目地剤を洗い取ります。
綺麗にタイルから目地剤を取り除いて完成!あとは乾くのを待つのみですが、1日もたてば十分乾くのだそう。しっかり強度が出るのは1週間程かかるとのことなので、1週間程度は大人しくする予定。
立水栓は凍結しないの・・・?
立水栓の柱部分は中にウレタンが入っているので、多少の寒さ(関西の郊外)では凍結しないらしい。だけど、蛇口の金属部分で凍結するので、気になるなら凍結対策された蛇口にかえたら?とのことでした。
どこまで温度が下がるのかにもよるので、ちょっと様子をみてまずそうなら変えようかな。
(2017/1/5 追記)氷点下5度ぐらいまでなら大丈夫そうなので凍結対策された蛇口にはかえていません。
(2018/8/21 追記)2017-2018の冬はとても寒くて氷点下5度まで下がりました。ホース側は凍結して部品が壊れましたが、立水栓は大丈夫でした。この地域は凍結対策がされていない立水栓でも大丈夫そうです。
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