dyson V8を購入して1年ほどで普通の掃除機同様、掃除機特有のあの嫌なにおいが発生するようになってきました。元々ダイソンのコードレスではない掃除機でも同様の臭いがしていたので掃除機が臭うのは仕方がないものとして諦めて使っていました。
今回、交換パーツのバッテリー・ビン・フィルターを購入したのを機に徹底的にdyson V8の掃除を行ってみました。
普段行っていたdyson V8のメンテナンス
dyson V8は犬スペースの掃除用として購入したのでほぼ毎日犬スペースに敷いているタイルカーペットの掃除をしています。掃除が終わったら必ずビン内のゴミを捨ててバシバシと叩いて細かいゴミもなるべく落とし、ビンの蓋をしめて充電ステーションに戻すというのが毎日の日課。
日課にプラスして行っているのが、フィルターの水洗い。これはほんと時折です。更に、本体後ろに付いている交換フィルターも1年半ほど経過した段階で交換。dyson路面店に立ち寄った際、フィルターが汚れていると臭うんですと教えて貰って対策していたのですが、全然掃除機特有のあの嫌な臭いはなくなりませんでした。
掃除機はもうしゃーないんかもしれん…
dysonが臭う原因は2カ所!
もしかするとdysonの掃除機が臭う原因はフィルターではなく本体側の問題では?と、徹底的に掃除することにしました。
ビンを外し、本体ユニットの内側を見てみたところ、筒になっている内側が2重構造のようになっており、その間に細かなゴミがへばりついている状態になっていました。ポンポンと叩いたところでまったく落ちない…
この隙間というのが1cm強ぐらいで歯ブラシのヘッドも突っ込めないサイズ、しかも奥深いので簡単に掃除できるつくりではないのです。マ○イ棒でも作って掃除しようかとも思ったのですがさすがに面倒くさすぎます。
外側の金属フィルター部分(シュラウドというらしい)に入り込んだ粉塵もなかなか落ちてくれません。公式サイトにはコンビネーションノズルのブラシで払い落としてくださいと書かれているのですが、ブラシのホコリをフィルターが絡め取って余計に汚れるという状態になりました。
dyson本体の掃除はコンプレッサーを使う
dyson掃除機本体のサイクロンユニットをぬらすわけにはいかないので空気で掃除していきます。ここで階段下に隠れているエアーコンプレッサーの登場です。
普段は車やバイク・自転車のタイヤに空気を入れたり、パソコンや細かなものの掃除時に利用しています。あったらいいな・なくても平気の代表格なコンプレッサーですが、dysonの掃除機を掃除するには割と必要かもと今回思い知らされました。
筒の内側と金属メッシュ部分についたゴミをエアーで吹き飛ばしました。
これがなかなか厄介な構造で、金属メッシュは外側からしか空気を吹きつけることができずゴミはサイクロン内側に戻っていく、内側の筒を掃除すると金属メッシュに引っかかるを繰り返すので30分ほど内側→外側→…を繰り返してやっとホコリが出てこない状態にたどり着いたのです。
今度掃除するときはシュラウドを外せそうなら外して掃除するのがいいのかもしれない(外せるかどうかは未確認)。
とにかくホコリがスゴイのでマスクは必須です。
ついでにビンも洗ってやった!
本来、ビンも拭き取るだけの掃除しかしてはいけないのですが、パッキン内に入り込んだホコリなど拭き取れるはずもないので、交換部品も調達したことですし、丸洗いしてやることにしました。
拭くより圧倒的に早く綺麗になりました。
ヘッドに電気を流すための電気配線があるので本来洗ってはいけませんし濡れたまま使うのは本体を壊す恐れもあるため、水洗いする場合は完璧に乾くまでこのビンは使えません(やるなら自己責任でどうぞ)。
左が洗い終えたあとのビン、右が新品のビン。
ビンも3,000円(税抜)なので数年で交換した方がいい部品なのかもしれません。
本体を掃除すれば臭いがかなり軽減された
今回、エアーコンプレッサーでとれる範囲のへばりついたゴミを吹き飛ばし、新品パーツのフィルター・ビンに替えて使ってみたところ掃除機特有のあの嫌なニオイはかなり軽減されていました。僅かに臭うかな?と感じるぐらい。
dysonの掃除機で発生するあの嫌なニオイはサイクロン本体側の掃除をしっかりすることでかなり軽減されます。気力、体力ともに充実しているときに、筒の内側の掃除をもっと徹底すればニオイはほぼなくなるかもしれません。
ただ構造的に掃除しにくいので、高頻度で手入れするのは無理かも…メンテナンスレスな掃除機が出ればいいのになぁと思う今日この頃です。
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