鍋とフライパンをフィスラーに入れ替え

収納第一に考え、ティファールの重ねて収納できるシリーズを利用してきましたが、フライパンや鍋ぶた取っ手の改悪や、いつまでたってもハンドルの改良がなされないこと、謳われている文句ほどには表面のコーティングが持たないこと等々不満が噴出しておりまして、ちょっといい道具に置き換えたいと考えていました。

購入したのは7月の頭ですが、1ヶ月ほど使ってみた感想をまとめておきます。

あこがれのFissler

10年ほど前からずっとFisslerかWMFのクッキングツールが欲しいと夢見ていたわけです。それでなくても質実剛健でシンプルなステンレスという素材は元々好きなので、ステンレスをうまく加工してつくっている鍋やフライパンは私にとっては大好物。いつまでも眺めていられる存在。

昔は高くて手が出なかったけどようやく稼ぎも追いついてきて、夫も綺麗だからテンションあがるし買ったら？グイグイ背中を押してくれたので買ってしまいました。

Fisslerのフライパンと鍋

今回、夫がFisslerのフライパンで肉を焼きたい！という一言から端を発した買い換え構想ですが、結局鍋3個・フライパン2個を購入しました。

鍋はハンブルクというシリーズのもの。フィスラー直営店のみで取扱のあったもので、選んだ理由は取っ手が筒状になっておらず水が溜まらないので洗いやすいであろうということから選びました。この下モデルだと取っ手がくるんと筒状になっており、その中に水が入って流れ出してくる形状だったので外したのです。

ソースパン（16cm）、シチューポット（20cm）、シチューポット（24cm）の3つを選びました。ソースパン（16cm）は味噌汁やスープ、シチューポット（20cm）は煮物等、シチューポット（24cm）はカレーやシチュー・パスタ鍋として利用しています。

ちゃんと取っ手部分にもFisslerと刻印されているのがオシャレです。

ちなみにフィスラーは生産がドイツ本国のものとアジアのものがあって、下のラインはアジアで生産されて検品をドイツで行っているらしい。鍋やフライパンのソコに「Made in Germany」ときっちり記載されているものはドイツで生産されているものですが、単にGermany等の記載しかないものはアジア生産のものになるそうな。

フライパンはクリスピープレミアム（20cm）、クリスピープレミアム（28cm）を購入。20cmのものには、ハンブルグの蓋が使い回せるのでフライパン用の蓋は購入しませんでしたが、28cmのものは別途蓋を購入しました。

ちょっと嬉しがってフライパンをコンロにおいてみました。ガラストップコンロに映えますね。

ステンレスフライパンは熱ムラが出にくいので、お肉、野菜炒め、餃子、魚、揚げ物に向いています。チャーハンややきそば、卵料理など焦げ付きやすいものはフッ素加工のフライパンで調理してくださいと説明されました。いま使っているティファールのフライパンがダメになったらフィスラーのフッ素加工フライパンを追加で購入しようかなと考えています。

収納はコンロ下に入れています。本来コンロ下は乾いているので調味料を入れるのに最適と言われていますが、火を使っている最中に火の下を開けてごそごそ何かを取り出すってとても怖いので、私は鍋をいれるようにしています。

実際にFisslerの鍋とフライパンを使ってみた

ペラペラの鍋やフライパンではないので、熱のムラが少なく食材が綺麗に焼ける・煮えるので同じ材料で料理しても格段においしく感じます。特にステーキを焼くとかなり分かりますが、素人でも高級料理店で出てくるお肉か！というぐらい綺麗にステーキを焼くことができたのには感動すら覚えました。

ステンレスなので、力任せにごしごし洗っても素材を傷める心配はないので、手入れもラクになりました。あまり長時間使ったまま放置するのはサビに繋がるので料理後すぐに洗うようにしていますが、暖まった状態に水を入れておくと余熱で汚れが浮き上がるので簡単に洗浄することが出来ます。

デメリットとしては分厚いステンレスなので、重め。特にフライパンはかなり重いので、女性だと28cmパンは片手で振るのはシンドイです。あと、焼き加減をうまく調整しないと食材が焦げ付いてとれなくなるときもあるので、ちょっとした慣れも必要になってきます。

見た目も美しく、利用しても満足度の非常に高いお鍋とフライパンでした。大事に使えば半永久的につかえるものなので大事に使います。

(2018/8/22 追記）2年経過していますが傷むこともなく使えています。保温力がすさまじいので煮物料理がおいしくできます。超愛用品です。