年明け早々夫がラムゼイハント症候群による顔面麻痺になって半年ほど耳鼻科に通いました。罹患した当初は本当に治るのかとかなり心配したのですが結果的には完全に良くなったとは言わないまでも、日常生活を送るには問題なく回復したという感じです。
柳原法の最終的なスコア
顔面麻痺のがどれだけ酷いのかをチェックする指数として柳原法というものがあるのですが、耳鼻科の先生に最終的に確認していただいたところ、36/40まで回復しました。先生的にはあんだけ酷い状態からだったらここまで回復すれば合格点じゃないの?ということです。
正直、私もそう思いますし、本人もそれで納得しています。というか納得せざるを得ないんですけど。
残った後遺症
満点ではないのでやっぱり後遺症としては以下のような症状が残っています
口笛があまりうまく吹けなくなった
元々口笛を五月蠅いぐらい吹く人でしたが、最近はまったく聞かなくなりました。音を鳴らすことはできるのだけど、思った通りうまく吹き続けられないみたいです。
ワニの涙症候群
顔面神経障害後の再生神経線維が回復過程で、顎下腺から涙腺へと誤って誘導され、その結果咀嚼や味覚刺激の際に唾液分泌の代わりに涙液分泌が起こる状態のことを言うのですが、まさにこの状態が食事のたびに起きています。
ご飯がうまそうにみえるからえっか。
よく見れば表情がおかしい
わらう表情で一番よくわかるのですが、特に口角が綺麗に上がりません。両側均等にあがらないのでニヒルな笑いをしているようにみえますが、本人はちゃんと上げたつもりなんですよ。目の動きもわずかに悪いですが、それは夫が麻痺したということを知っていてよくよくみないとわからない程度にまで回復しました。
顔に違和感があれば耳鼻科にGO
顔面麻痺は耳鼻科の領域なので、顔が動かない、なんてことがあればすぐに耳鼻科へGOです。特に休みにさしかかると救急に耳鼻科の先生はいないので、正しい診断に結びつくことが少ないです。
夫は随分良くなりましたがそれでもちょっと後遺症が残ったので、初動がやっぱり大事です。(初動が良かったからといって完全に治るとは言い切れいませんけど。)
あと、帯状疱疹怖いので、40代以降の予防接種無料にしてくれと切に願っています。
コメント 内容についての質問はコメントでお願いします。